DOZE LOUNGE CHAIR LOW BACK SWIVELBASE（ドーズ ラウンジチェア ローバック スイベルベース）は、ニューノルディックデザインを代表する北欧の家具ブランドMuuto（ムート）のラウンジチェア。ノルウェー出身のデザインユニット、Anderssen & Voll（アンデシェン & ヴォル）は、北欧デザインと1970年代の家具デザインの美意識を融合させ、クラシックなラウンジチェアを遊び心と現代的な視点で表現しました。

ノルウェー出身のデザインユニット、アンデッシェン&ボルが手がけたセコイアは、「森林」をコンセプトに樹幹から別れる枝の分岐をイメージしてデザインされたカウンタースツールです。フレームはカリグラフィー文字を彷彿とさせるようなシンプルなフォルムで、シートとフットレストは床がそのまま持ち上がったようなフラットな表情を持っています。

Yチェアとして知られるCH24、ハンス J. ウェグナーがカール・ハンセン＆サン用にデザインし、1950年からずっと生産されている名作です。ハンス J. ウェグナーのYチェアは、その斬新なフォルムからモダンデザインの名作として世界的に知られてきました。Yチェアのデザインにおいてウェグナーは、アームと背もたれを一体にするという、それまでの椅子デザインに見られなかった斬新な試みをしています。そしてこの曲木製のアームに安定性と心地よい使用感を与えるのが、印象的なY字形の背もたれ。この形状からYチェアと呼ばれるようになりました。Yチェアの発端は中国の椅子に座るデンマーク商人の肖像画。商人が座る明代の椅子がデザインの起源となっています。素晴らしい使用感と使い勝手、そして特徴的なラインを描く美しいフォルム。椅子に求められる機能性と見た目の美しさを同時に満たす椅子と多くの人が評価するCH24 Yチェア。まさに、デニッシュモダンの真髄と言えます。Yチェアの完成に必要な製作工程は100以上。しかもそのほとんどが職人の手を通して作られています。座面にペーパーコードを張る作業は、熟練した職人でも1時間を要する重要な工程。1脚あたり、120メートルの強度と耐久性に優れたペーパーコードが使用し、長年にわたって使用できる座面を作り上げています。

クリーンなフォルムと新鮮さのあるデザインランゲージ、またソフトで快適性のある座面はブルーボトルコーヒー みなとみらいのインテリアエレメンツにインスパイアされてデザインされました。低めに設定された背面とコンパクトにまとまった脚部により、ダイニングチェアでもスツールでもない、それぞれの良さを兼ね揃えた機能性豊かなチェアに仕上がりました。

砧コレクションのN-DC01 ダイニングチェアは、コペンハーゲンの中心部に拠点を置くデザイナーのNorm Architects （ノーム・アーキテクツ）がカリモクの工場を視察し、職人と現場でワークショップを行った結果生まれたピースです。既存のパーツをアップデートすることで、日本とスカンジナビアのデザインが持つ審美性を融合。構造はシンプルながらも、暖かく、親しみやすい、クラシックチェアを生み出しました。

Marcel Wanders（マルセル・ワンダース）による、人工と自然の両方のシステムを併せ持つものを意味する「サイボーグ」と名付けられたチェアのシリーズ。木製の背もたれをもつサイボーグ スティックは、背の部分にアッシュ材の削り出しを使用し、家具職人の手によって美しく仕上げられ、触り心地も滑らか。硬質な輝きを放つポリカーボネイトの座・脚とは対照的に、自然物そして手仕事ならではの柔らかく暖かみのある質感がこのチェアの存在感を印象づけています。