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夏風邪・・・高熱が出ることが多い夏風邪。あなどらずにケアしましょう。

夏風邪ウイルスの種類

いろいろな病気で私たちにもっとも身近なのが風邪。原因のほとんどは、ウイルスです。代表的なのはインフルエンザウイルスですが、これは冬に猛威をふるうタイプで、夏はまずありません。
 かぜ症状を起すウイルスは100〜200種類あるといわれますが、夏に威勢がいいのは主にエンテロウイルスとアデノウイルス。夏風邪の4割くらいは、この2種類(とその仲間)が原因です。残りの6割は、いろいろです。
 夏風邪は、大人では軽い症状で住むことが多いのですが、赤ちゃんでは高い熱を出すことも多く、いろいろな症状を起します。エンテロウイルスはお腹にくる風邪で、嘔吐・下痢などの症状を起します。アデノウイルスによる病気では、咽頭結膜炎(プール熱)が有名です。また、夏風邪のウイルスの中には髄膜炎を引き起こしやすいタイプがあるので、注意は必要です。
 かぜのウイルスはくしゃみやせきで空中に飛び散り、人から人へと移ります。夏も、外出から帰ったあとは手洗いやうがいをしたいですね。

高熱から始まることが多い

乳幼児の場合、夏風邪は39〜40度といった高熱から始まることが多いでしょう。抱くと体が熱い、元気がないなどのサインがあるはずです。
 でも熱の高さだけで病気の重い・軽いは判断できません。微熱でも、ぐったりしているようならすぐに小児科へ。また高熱=かぜとも限りません。特に生後4ヶ月未満の赤ちゃんの発熱は重大な病気の心配もあります。熱に気付いたら診療時間内に小児科を受診して、医師の診断をあおぐことが大切です。
 おそらく風邪で、食欲もまあまあ、他の症状もそうひどくないというのであれば、多くは自宅ケアになります。
 夏風邪は、高い熱が出る割に赤ちゃんが元気なことも多いもの。つらい思いをするのは、たいてい2〜3日。かぜであれば普通は4〜5日、または1週間ほどで回復します。
 なお、熱や鼻水が出た後に、風疹のような細かく赤いポツポツが出ることがあります。これは風邪によるウイルス性発疹症と呼ばれ、夏風邪によく見られます。けれど、別の病気による発疹ということもあるので、発疹を見つけたら再度、小児科を受診したほうが安全です。

大切なのはゆっくり休むこと

近年、インフルエンザウイルスに効く薬は登場しましたが、夏風邪のウイルスに効果のある薬は残念ながらまだありません。冬のかぜの場合、せきをしずめる鎮咳剤、呼吸を楽にする気管支拡張剤などを処方することも多いですが、夏風邪はこれらの症状も強くないので、ほとんど薬は処方されないこともあります。高熱があっても、元気で食欲もあるなら、解熱剤も必要はないでしょう。 自宅では安静を心がけ、体の自然治癒力をそこなわないようにしましょう。
 ポイントは発熱時、少しでもラクになるよう体を適度に冷やすこと。これは大人も同じです。また、脱水症に気をつけましょう。白湯や乳児用イオン飲料などでこまめに水分補給をします。完全に治るまでは外出はひかえ、体を十分に休めてください。
 比較的元気にしていても、症状がすっきりおさまらないときには再度受診して、こじらせたり、悪化させないようにすることが大切です。

ホームケアのポイント

熱がある時は体を適度に冷やす
発熱時はこまめに水分を補給
熱の高さだけでなく全身状態で判断
解熱鎮痛薬は体力の低下が著しいときに
 
38℃以上の熱で、食べない、眠れないなどで体力の低下が見られたときだけ使用したほうがいいでしょう。

夏風邪 / ウイルス性髄膜炎 / ヘルパンギーナ / 手足口病 / 咽頭結膜熱・プール熱 / 熱中症 /
突発性発疹 / 熱性けいれん / 気管支炎・肺炎 / 咽頭炎・扁桃炎 / 中耳炎 /
尿路感染症 / 川崎病 / 腸重積症 / 食中毒 /風疹 / はしか / 百日ぜき / おたふくかぜ / 水疱瘡 / 乳児脂漏性湿疹 / あせも / おむつかぶれとカンジダによる皮膚炎 / アトピー性皮膚炎 / とびひ / 水いぼ / 虫刺され / カポジーと疥癬 / 性器・泌尿器 / 麻酔 / 受診から薬をもらうまで / 薬をもらってから / 予防接種



HEALTH CLUB
早わかりポイント
特徴は?
感染力の強いウイルスがいます
熱は出る?
高熱が出ることがよくあります。
うつる?
うつります。
軽快までの目安は?
3日から1週間くらい
1回だけの病気?
何度もかかります
まぎらわしい病気は?
突発性発疹など
注意することは?
脱水症、合併症として髄膜炎

薬のこと

ウイルスを直接退治する薬はありませんが、、症状をラクにする対処療法として、鎮咳薬・去痰薬を処方します。その後症状に合わせ、消炎酵素薬などを処方します。消炎酵素薬は鶏卵から作られるため、卵のアレルギーがあるときはかかりつけの医師に相談してからに。高熱の場合は解熱鎮痛薬を処方しますが、ある程度の熱は免疫力を呼び覚まして、ウイルスと戦うといわれているため、あくまでも補助的に用います。

・鎮咳薬・去痰薬
・抗ヒスタミン薬
・消炎酵素薬
・抗生物質
・解熱鎮痛薬



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